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チャリティーの趣旨

「子供の胃カメラが必要な理由」

キエフに赴いた時は、毎回、キエフ市立第9小児病院(消化器系専門病院)にて入院している子供たちにヨーガ療法の指導を行っています。小学校1年生から中学校3年生までの子供たちが参加します。参加している子供たちの病気は胃潰瘍だそうです。

何故子供たちが胃潰瘍になるのかというと病院の医師は、ストレスが一つの原因と話していました。親が先行きに不安を感じて、それを子供たちが敏感に感じ取っているからと…

被爆の影響により、消化器系が弱いという人もいましたが、よく判らないのが現状です。

ウクライナの国の経済は大変厳しい状況になっています。

病院の薬棚には、ほとん薬品がなく、医療機器も旧式のものがばかりで、その中で胃カメラも、ファイバースコープの先端にある器具が壊れたため、医師が何とか自作して、騙し騙し使っているような状況でした。また、チューブが子供用としては太いため、小さな子供には大変な苦痛を伴い、稀に食道を傷つけることもあるそうです。大人でも飲みにくい太さのファイバーを、幼稚園児にまで飲ませなくてはならないと医師は嘆いています。

(2009年よりキエフでチェルノブイリ被爆事故被災者支援活動を実施しているヨーガ療法士の報告)

何とか日本製の細いチューブのものを支援して欲しいと。その訴えを聞き、日本ヨーガ療法学会では、国際ヨーガの日のチャリティーヨーガで寄付を募り、2年計画で子供用胃カメラをキエフの子供たちに寄付することにいたしました。

 

今年はこのような趣旨で、全国でチャリティーヨーガが開催されますが、富山でも数か所で行われる予定です。(認定療法士会富山のブログhttp://www.tytr.net/にアップされると思います。)

どうかご理解の上、皆様のご参加をお待ちしております。

 

 

 

 

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