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「生きる意味」と幸せ

先週末、ヨーガ療法学会に参加の為、初の北陸新幹線で大宮へ行って参りました。

研究発表、講演会に参加し、(観光も兼ねた)充実した3日間を過ごしてきました。

 

中でも一番大きな収穫は、「それでもなお、人を愛しなさい」の著者、ケント・M・キース氏の招待講演を聞くことが出来たことです。

驚いたのは、あのマザーテレサが書いたとされていた「あなたの中の最良のものを~」の詩は、ケント氏が19歳の時(50年ほど前)に出版した本「リーダーシッップのための逆説の10か条」から抜粋されていたことでした。

この本にまつわる物語がドラマテッィクであることもさることながら、講演を通してケント氏の一貫した強い思いと、温かい人柄に私の心はわしづかみにされました♡

生きる意味を見出すことが「幸せのカギ」であり、内発的な「愛」がモチベーションになる…

 

思い起こせば、東北大震災の年に「カルマヨーガ」を学び、私はボランティアに目覚めました。

実践するにあたり、マザー・テレサの本を何冊も読み、言葉や詩に影響を受け、行為を通じて見返りを求めない愛に感動と勇気をもらいました。

 

あなたの中の最良のものを ~ マザーテレサの言葉より

人は不合理、非論理、利己的です
気にすることなく、人を愛しなさい

あなたが善を行うと、
利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう
気にすることなく、善を行いなさい

目的を達しようとするとき、
邪魔立てする人に出会うでしょう
気にすることなく、やり遂げなさい

善い行いをしても、
おそらく次の日には忘れられるでしょう
気にすることなく、し続けなさい

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう
気にすることなく、正直で誠実であり続けなさい

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう
気にすることなく、作り続けなさい

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう
気にすることなく、助け続けなさい

あなたの中の最良のものを、この世界に与えなさい
たとえそれが十分でなくても
気にすることなく、最良のものをこの世界に与え続けなさい

 

この有名なマザーテレサの詩は、「逆説の10か条」からフォーマットを変えて、8つの言葉が抜粋されています。    (マザーが【孤児の家】の壁に書いた言葉)

どんな経緯でそうなったのか謎ですが、ケント氏の言葉「思い」が、あのマザーテレサに影響を与えていたことは事実ですね…。

マザーテレサの死後、何冊のも書物や詩によって世界中に拡散し、25年の時を経てケント氏のもとに帰って来ました。

この不思議なメッセージを受け止め、もう一度自分の言葉で「人として生きる意味」を伝える必要性を感じ、2002年にこの本を出版されました。

 

ケント氏は言います。

表面的で、格好つけるような生き方はやめよう!

他人の評価を気にせず、自分が意味があると思える人生を生きようと。

 

いま私は、この「オープンセサミ」において、皆様の心と身体の健康をサポートし、この素晴らしい空間を共有できることに幸せを感じています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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