9月 16

野球飯20(監修:猪谷栄様)

夏の大会も終わり、うちの長男も高校野球を引退しました。
先日、高岡・富山ヤングのOB戦では3年前に卒団した仲間と久々に再会し、同じチームで笑顔いっぱいでプレーをする機会をいただきました。
どの選手も3年前の面影を残しながらも、各段に身体も技術も成長し、驚きと嬉しさでいっぱいでした。
今後も何らかの形で野球に関わっていってほしいなぁと感じました。
そんななか、選手もママさんとも久々に再会しいろいろと話をする中で、「引退後は格段に食事摂取量が減った」という話が出ました。
選手時代は、練習や試合をする体力やスタミナ保持、身体を大きくするためなど食事はトレーニングの一つだったと思います。
引退後は運動量が減り、生活も不規則になりがちなので注意が必要です。
摂取量が変わっても、栄養バランスはきちんとバランスが取れたものを摂取したいですよね。
今回は「完全メシ」について紹介します。
最近、よく目にするようになったのが「完全メシ」です。
9月は防災強化月間でもあり、いろいろなところで 防災訓練や防災のイベントが行われています。その中でも、「非常食」の備えについても、非常時の準備の大切さが言われていいます。
この「完全メシ」はこの非常食にも最適なお湯だけのレトルト、簡単に調理できるというポイントもあります。
★完全メシ★
「完全メシ」とは、この一つを摂取すると必要な栄養素が手軽で簡単にバランスよく摂取できる商品のことをいいます。
最近はカップ麺やお湯を入れたり、レンジでチンするだけのお手軽なものからパンや冷凍餃子まで幅広く種類も豊富に出始めています
★日清からはおなじみの商品が完全メシに★

日清からは、定番の「ラ王」や「カレーメシ」「スムージー」や「グラノーラ」から「日本人の食事摂取基準で設定された33種類の栄養素とおいしさの完全バランス」といキャッチフレーズで上記の商品が出ています。
野球飯でも強調しているたんぱく質は、各商品平均で1食で20gを摂取できるようになっています。これはかなり魅力的ですよね。
★パンにも完全メシが登場★

「BASE BREAD」からはパンやクッキーの完全メシが出ています。
朝食や間食に最適で、調理なしでどこでも手軽に食べられます。また、もう一工夫でサンドイッチにし、野菜やハム、チームをトッピングしさらに栄養UPも可能です。
味や形態も何種類かあるので、高岡・富山ヤングのモグモグタイムや高校生の間食にもおすすめです。
調理がいらないので非常食として災害時にも使えそうですね。
また、ネットで16食分定期購買も可能なので、気軽に導入し継続することもできます。
★みんな大好き、餃子にも★

味の素からは、「餃子を勝ち飯に!」のキャッチフレーズで、体調コントロール用のコンディショニングギョーザと試合前のエナジーチャージ用のエナジーギョーザの2種類の餃子が発売されています。
コンディショニングギョーザは野菜が57%で野菜嫌いの選手にはおすすめです。また、脂質も47%カットされているので練習後に摂取しても胃もたれなく消化に優しいギョーザになっています。
エナジーギョーザは炭水化物をUPし、試合前の食事が進まない時でも食事摂取ができるよう、味が濃い目でパンチが効いた味付けになっています。
自分の体調調整に、選択するとよりパフォーマンスがUPしますね。
★自分の体調や生活パターン、不足分を考慮して..★
このように、一つのものを摂取しただけでバランスよく効果的、効率的に栄養補給とエネルギー補給ができるものは、食事が進まない時や、バランスがうまくとれない時、手軽に摂取したいときや気分転換にも使えます。
ママさんたちにとっても強い味方であり、ママさんのダイエットにも効果的とも言われています。
基本的には、3食をしっかりと食べて自然のものからの摂取が望ましいことは毎回、お伝えしています。
たまには、気分転換や味変などで食べてみるのも食の楽しみの一つです。
自分の体調や体と向き合って、うまく取り入れてみてください。

猪谷 栄
アスリート栄養学インストラクター・看護師
高校3年生と中学3年生の野球息子のママです。
まったく、興味のなかった野球でしたが、息子の応援から始まり「栄養や生活習慣で野球息子をサポートしたい!」という思いが高じて資格を取りました。
栄養や日々の生活での気になることを一緒に考えていきましょう。