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「手話」で繋がる

 

たぶん、Mさんとの出会いが無ければ、手話を覚えようとは思わなっかったでしょう…

Mさんは、今年7月に職場のご友人(会員様)と体験レッスンにお越しになりました。

直前に覚えた手話は、「こんばんは」と「初めまして」「ストレス}「大丈夫」「ありがとう」「よろしくお願いします」です。

Mさんは、好奇心旺盛で、気配りの出来る素敵な女性でした。

私が大きく口を動かして話すと、ほとんど読み取ってくれます。

話す言葉も、しっかり訓練されているので、きちんと聞き取れます。

私はレッスンをスムーズに進めるために、あらかじめA4用紙に太マジックでヨーガの実習内容を書いて準備していました。

せいぜい5~6枚のつもりが、あれもこれもと熱が入って20枚以上に増えていました。(鼻から息を吸って…とか)

用紙を見せながらの説明にかなり戸惑いましたが(枚数が多すぎて、タイミング良く出せない↓)、ご友人の手話通訳に助けられて、なんとかレッスンを進めることが出来ました^_^;

しかし、「緊張と弛緩」の微妙な感覚を伝えるのには、少し無理があると感じました。

はたして、Mさんに目を閉じて客観視するヨーガを提供して良かったのか。(疑問)

他の生徒さんの集中力を妨げるリスクも…正直少し感じていました。(不安)

そんな気持ちもあって、継続されるとは予想していませんでした。

ところが、Mさんは「オープンセサミ」の雰囲気を気に入ってくださり、ストレスの緩和の為にも、ヨーガを続けて行きたいと希望されたのでした(*_*)

次は旦那様も一緒に体験していただき、確認と承諾を得てから、今後の流れについて話し合うことにしました。

優しくて理解ある旦那様は、頑張り屋のMさんを心から信頼しておられます。

「きっと彼女なら大丈夫だろう」と…

お2人の熱い眼差しに、ポンと背中を押されたような気がしました。

逃げ腰になっていた私でしたが、今度はなんだかワクワクしてきました。

その後、プライベートレッスンを2回行い、10月よりグループレッスンに参加されるようになりました。

Mさんはとても呑み込みが早く、旦那様が言う通り、今では体操も呼吸法も瞑想も、何の問題もありません。…、(瞑想の終わりに床をコツコツと叩く合図だけ)

私はもっとMさんと話がしたくて、手話の本を2冊購入し、ネットで画像をチェックしたりして「手話」を練習しています。

使わないとすぐ忘れてしまうのですが、挨拶やよく使う単語は少しずつ覚えるようになりました。

新しく覚えた手話を使うと、Mさんが驚いたり、「上手~」って褒めてくれると何より嬉しいのです。

とても明るくて素直なMさんは、すぐ皆さんに溶け込んで仲よくなります。(人気者です♡)

中には手話で自己紹介される方、手話を教えてもらって会話を楽しむ方、筆談される方…

そこには言葉の壁は無く、どんどん気持ちが繋がって行きます。

最初に感じた疑問(不安)は、私の妄想だったと、胸を撫でおろしています^_^;

 

最近では、Mさんのお友達も体験レッスンに来てくれるようになりました。

Mさんのフェイスブックで、「オープンセサミ」のヨガや写真の投稿を見て、興味を持ってくれたのです。

先日もMさんを交えて4名様が、いらして下さいました。

私のつたない手話(自己流がかなり入ります(-_-;))と、Mさんの助けを借ながら、ハートで伝えました。

たぶん想像していたヨガと違っていて、力を入れて押し合ったり、呼吸を意識するのは難しかったと思います。

でも諦めず、最後まで真剣に実習してくださる姿勢に感動しました。

レッスンの後は、緊張が解けたのか…みなさんの表情がとても明るくて、優しくなっていたのが印象的です。(別人のよう?)

京都のおいらん姿の写真で盛り上がり♪とにかくワイワイ楽しそうでした。

デザートも美味しそうに食べてくれました。

ヨガには以前から興味があったけど、なかなか受け入れてもらえない現実があることも知りました。

世間の偏見は、きっと「無知さ」から生まれたものです。

Mさんと、そして皆さんと出会えたことで、私の視野は広がり、完全に受容しています。

ハートが繋がれば、もう言葉なんていらない。

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまうものですね。

最後に、みんな笑顔で写真を撮りました。

みんなとっても、とっても可愛い♡

このメンバーで、来年もまたお会いできたらうれしいな…(*^_^*)

 

 

 

 

 

 

 

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