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「発達障害を抱えた子どもへの支援」に参加して。

10月31日(土)塩谷カルチャー教室の前日、一人も予約が入らず休講が決まりました。
でもそのおかげで、その日の参加を諦めていていた講演会に参加することが出来ました。

富山福祉短期大学主催
「発達障害を抱えた子どもへの支援」
[講師]中林睦美氏(浜松市教育委員会)

発達障害とは…
ASD (自閉症スペクトラム)や ADHD(注意欠如多動性障害)など。
視覚的に見て理解できる、一般的にわかりやすい障害(たとえば視覚、聴覚障害、知的、肢体不自由児など)と違い、発達障害は知的には問題がない場合も多く健常児との区別がつきにくい。
集団行動に交われなかったり(固執、過敏性が強い)相手の気持ちが汲みとれず、ただのわがままとして見られてしまう場合もあったり、じっとしておれず他人に迷惑をかけてしまう人として見られ、本人を理解してもらうことが難しい(言葉で語れない)障害だということでした。
※あくまでも私個人の理解です。

このような障害を抱えたお子様の親御さん(特に母親)のストレスは相当なものだとお察し致します。3人の子育てを経験してきた私も、思い通りにならないイライラや不安など、心の葛藤やストレスは尽きないものでしたから…。

昨年の7月頃、障害を持つお子様の保護者会の親睦会で、「ヨーガとアロマセラピー体験」と題し、講師を務めさせていただきました。
今も鮮明に覚えているのですが、レッスンが終了した後、何人かのお母さま方から悩みや質問を受けました。残念ながら私には発達障害についての知識も乏しく経験もなかったので、ありきたりの受け答えしか出来なかったことを反省しています。
与えられた時間も終わりが近づいた時、「先生はどこで教室を開いていますか?」と聞かれて、「近い将来、自分のスタジオを持ちお話を聞ける場所も作ります。」と、言葉にした記憶があります。
その時自分が発した言葉には、何の迷いもありませんでした。
この体験は後に、漠然としていた私の壮大な夢を、現実に行動に起こす原動力になりました。

講演が終わり、質問の一番最後に、発達障害を持った2人のお子様を育児中のお母さまが、すっと手を挙げられました。そして、「今日の講演会に参加して、自分の子育てが間違ってなかったことに安心しました。」と一言、涙声で話された時、私の胸には熱いものがこみ上げてきました。

この「オープンセサミ」が、普通のヨガ教室と違うところは、ただレッスンだけで終わらない、「特別な空間と時間の共有」が出来るところであり、その大切さを改めて感じております。
これから、どんな取り組みをしていくかは、私にとっても未知の世界。
まさに「開け、ゴマ!」になりますように…。

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